新・おんがくの時間

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BIGMAMAの変化と、ファンたちの変化

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初めての記事は、日本の最近要注目の…要チェケってやつのバンドに焦点を当ててみたいと思います。その名も…

 

BIGMAMA

 

 

ワンピースに出てくるのはビッグマムでしたかね、正直僕はワンピースはエースが死んだとこまでしか読んでないんでよくわからないんですが。

 

BIGMAMAは、元は八王子を拠点として活動していた5人組のロックバンドです。今のメンバーで活動を始めたのは2004年、キャリアは10年以上ある中堅バンドですね。現在では大型ロックフェスでトリを務めることもあるバンドに成長しました。バラエティ番組の途中で曲が流れることもしばしば。もしかしたら知らず知らずに聞いてるかも?

 

 

まず、このバンドの特徴は何といってもバイオリンがメンバーにいることでしょうか。東出さんの奏でるバイオリンの音色といったら、実にエモい。時に美しい。そしてお綺麗です。結婚してくれ。

 

そして、このバンドの曲調はとんでもなく幅があります。やはり、バイオリンがメンバーにいることも大きな理由でしょう、しかしそれだけでなくフロントマンである金井 政人が作り出す楽曲は実に深みがあります。元はyellowcardという洋楽のエモ・パンクバンドのコピーバンドだっただけあって曲の勢いの出し方も上手い。なのにメロディアスな曲もお手のもの。しかも、こいつイケメンなんですよ。あだ名は王子。マラソンなんかもやっちゃう。

 

それではいくつかBIGMAMAの楽曲を聴いてみましょう!エモいのからバラードまで盛りだくさんのてんこ盛りです。

 

要注目PVまとめ!

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どうでしょうNeverlandなんて、激エモじゃないですか?ライブだともうモッシュの嵐ですよ。めちゃ楽しい。でも、最近はこういうエモさが少し薄れてきた気がしなくもないです。個人的にはもっと荒々しくていいのに!!と思っちゃう。

 

 

BIGMAMAの魅力、ライブ

 

さて、本題はここからです。私が人生で初めて一人で行ったライブは、何を隠そうこのBIGMAMAのライブです。忘れもしません、東京ドームシティで金井王子の声が全然出てなくて客に対して泣きながら謝罪をしたあのライブを。

 

それから、僕は何度もこのバンドのライブに足を運びました。そこで感じたことは、BIGMAMAはやはりライブバンドなんだな、ということ。リアドのずっしり心臓にまで届くようなバスドラ、安井さんの心地よく時に激しいベース、かっきーの面白いMC(笑)、などなど本当に見どころたっぷりで満足させてくれるライブをしてくれるのです。それがこのバンドを好きな理由の一つでした。

 

金井さんの、『あれ…?これもしかして、イタいんじゃ…』というナルシストスレスレのMCなんかも、僕は大好きでした。

 

しかし、ここ最近久しぶりにライブに行くと、少し様相は変わっていました。

 

 

ファンマナーの欠如、ダイブ・リフトの過剰な横行

 

この世にはライブキッズという生き物がいるんです。はっきり言っておくと僕はこの類の方々にあまりいい思い出はありません(笑)。まあ、ぼっちでライブ来てる俺も悪いですよーだ!!!くそくらえ!!

 

てな感じでヘイト丸出しなんですが、とりあえず高校生~大学生あたりのディッキ族(詳細は割愛。ググれば絶対出てきます)のマナーはなかなか酷いもんです。楽しいのはわかるんだけど、、ね。いい歳こいてそれに混ざってる社会人は恥を知れ、恥を。

 

あと、ダイブ・リフトがとんでもなく増えてます。ダイブというのはライブ中に人の上を人が流れていく行為ですね。リフトは簡単に言えば、肩車です。そこからダイブにつなげていくわけですが、そんなのいっぱいやられてご覧なさい、お前らでBIGMAMAが見えねえ。 テンション上がるのは構わんが適度にな。な!

 

そんなこんなで、明らかに昔とはライブに来ているお客さんの質が変わっています。一概に悪くなったわけではないと思うけれど、なんだか大学のサークルみたいなノリの奴らが多いイメージ。俺、そういうの苦手なんだよ、ごめん。

 

エモ・パンクは卒業?

 

さらに、ここ最近のBIGMAMAの楽曲にも変化は見られます。やはり初期・中期の荒々しさの残る印象はあまり見られなくなってきたかなという印象。メジャー志向なのかな?と思ったけど、やっぱりアレキサンドロス先輩の壁は高い。ようぺ、俺に1頭身分けてくれ。

 

 

MUTOPIAという楽曲なんて、一瞬EDMか!?と思ったくらい。なんだか、ファンがパリピの集まりみたいになりそうで嫌だなあというのが正直な感想でした。未だにそんな好きになれない。

 

僕のような初期の「CPX」や「HAPPY SUNDAY」が好きな古参ジジイからしてみれば、この変化には若干戸惑いすら覚えました。でも、まあライブは行く人が楽しいほうがいいもんね。こんな風に時代は、流行は移り変わっていくものなんですね。

 

個人的まとめ

 

結局何が言いたいのかというと、BIGMAMAだんだん俺の知ってるBIGMAMAじゃなくなってるのが凄く悲しいということです。ただ駄々をこねただけです。ライブに行っても、昔の曲もやってくれるけど、ファンのノリが凄まじくだるくてついていけない。だから多分、今後僕がBIGMAMAのライブに行く頻度は限りなく0になりそうです。ただ、昔の楽曲はもちろん聞き続けるし、新曲は今まで通りチェックしていくつもりです。そして、他の人のライブレポを見て、彼らがどんなバンドへ変貌していくのかも注目したいと思います。