踊ってないフレデリックを知らない
近年稀にみる中毒性を持った曲が、最近の邦ロック界には存在する。「踊ってない夜を知らない、踊ってない夜が気に入らない」、このフレーズ、このブログを見ている人なら大体は知っているであろう。ロックバンド、フレデリックの楽曲「オドループ」だ。
PVのダンス・そしてアリスムカイデ然り、リフやサビのキャッチ―さ然り、で、一時期は結構なブームを巻き起こした。…とはいえ、私からしてみればフレデリックのイメージはそれだけだった。確かにオドループは凄い有名な曲になったし、フレデリックというバンド名もロック好きな人々には定着しているとは思う。が、このオドループの印象が強すぎて、他の楽曲をあまり覚えていない(というかそんなに知らない)。
ということで、この機会に他のフレデリックの曲を聴いてみたのだが…あれ?かっこいい。しかも、スタンスは変わってなくて、やっぱり踊ってしまうようなダンスミュージックだ。これ、なんでもっと流行らないのかな?もっとパワープッシュされててもよかったのに…というわけで、知ってる人はおさらいということで、知らない人は良い機会だと思って、フレデリックの曲を聴いてみましょう!
やっぱり繰り返しの力って凄いですよ。私も受験期によく英単語帳ずーっと繰り返してやってたんですけど全く覚えられなかったですからね。…あれ?いや、違う、その話じゃない。
この曲は同じフレーズや歌詞を繰り返しながら進んでいくわけですが、やっぱりこれが中毒性を生み出してる要因なのかもしれませんね。正直耳に残ってしまうから、思い出しちゃうんだろうなあ。くりくりかえす~くりくりかえす~ってね。
こちらはミドルテンポなエロいリズムの曲、なんだか80年代っぽいなと思ったら彼らはもともとそういう音楽をベースにしてるみたい。キーボードの音は確かに80年代歌謡みたい。そこに鋭いカッティングが入ってくるのがかっこいいんだよね。
あとこの曲はベースに注目してください。正直このフレデリックのベーシスト三原 康司のベースラインはめっちゃかっこいい。それが前面に出てて、聞こえやすいこの曲は是非リリリピートしてください。
俺が今回一番紹介したかった曲。オドループよりかっこいいし、流行りそうなんだよなあ。サビでの盛り上がりも、ギターのジャキジャキ感も、PVの三人のビジュアルも、中毒性がありまくり。てか、この三人イケメンしかいなくない?なんなん?ずるくない?
とりあえずこのバンドは曲作りに関して凄いセンスを感じる。別にボーカルの声がめちゃくちゃかっこいいわけでもないけど、ここまで癖になるような曲を作れるのは作詞作曲を手掛けるこれまたベーシストの三原 康司の力なんだろう。すげー今更だけど、ギターボーカルとベースは双子です。今更感ヤバイ。
どうでしたか?
オドループしか知らない!というような少し前の僕みたいな人向けに記事を書いてみました。まあ、フレデリックはそれなりの位置にいるバンドなのですが、もっと売れててもいいのに、というか一般層にウケてもいいのに!という感情が、オドループ以外の曲を聴いてて湧いてきました。ぜひ、今後のフレデリックの動向にも注目してくださいね!!