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新・おんがくの時間

様々なジャンルの音楽にあーだこーだ言うブログ。

ようやく時代がAlaska Jamに追いつきそう

 

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ブログを始めたての頃に、Alaska Jamについての記事は一度書いている。

 

hyena-ongaku.hatenablog.com

 

 

その頃から「そろそろ売れないかなー」とか「もっと有名になってもいいのになー」と思い続けていたわけだが、12月7日にリリースされた3rd mini album『BE YOUNG! BE HAPPY!』のリードトラックを聴いて確信した。これでやっと、彼らは第一線に躍り出られると。

 

Alaska Jamと口迫歌合戦

 

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2016年大晦日、NHK紅白歌合戦の裏で、その名をもじった「口迫歌合戦」というフリースタイルダンジョン(即興ラップバトルの番組)が行われていた。この番組は若い世代から大きな反響を呼んでおり、今や高校生なんかが電車の中でフリースタイルダンジョンの話題を話していることを私も見かけたことがある。

 

正直この界隈は少し怖いのが本音だ。暴力的なワードやいかつい風貌、陰キャの俺には近寄れないコンテンツで溢れかえっている。だが、実際に動画などで見てみると確かに惹きこまれていってしまう。ラッパーたちの巧みなワードセンスや、リズムに乗って即興で韻を踏む才能には思わず声が漏れてしまう。

 

しかも、この番組はやはりテレビということもあってかヤバすぎる言葉を規制したり入れ墨を隠させたりと一般大衆向けに広く楽しんでもらえるような工夫がなされている。道理で、もともとはコアだったカルチャーが少しずつ世に浸透し始めてきているわけである。

 

 

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話を戻そう。今のフリースタイルダンジョンの話がAlaska Jamに一体何の関係があるのか?別に直接的な関係があるわけではないのだが、単に彼らの楽曲を聴いてもらえればわかる通り、ボーカル森の歌い方は基本的にヒップホップ感満載のラップ調である。これはロックバンドとしては少し若者からしたらとっつきにくいジャンルだったのかなと私は推測する。

 

例に出すとすれば、Alaska Jamのギタリスト小野武正が所属しているKEYTALKは同じように四つ打ちのビートは多いものの、曲調はロック・ポップス感が軸だ。彼らの界隈のバンドのメロディは従来のJ-POPのようにキャッチ―なものが多いから、幅広い世代にウケているわけである。

 

対して、Alaska Jamが果たして一般大衆向けなのかと言われると素直に「ハイ」とは言えない。もちろん個人的には好きだし、ダンサンブルでポップさもあり、いつ売れるのかとずっと思っていたわけだが、やはりヒップホップとロックの融合にはまだ少し頭が追い付いていない人もいたと思うのだ。単純なパワーコードのロックのほうが確かにわかりやすいだろうし、単純にノリやすいかどうかを重視する人たちが一定数いるのも確かだ。まあ、その一定数が今の時代の音楽を支えているわけなんだろう。

 

 

ヒップホップの台頭が好影響

 

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しかし、先ほど説明したフリースタイルダンジョンを代表としたヒップホップ勢が台頭してきたことによって、ラップへの親近感も最近はぐっと増している。年末の「口迫歌合戦」も大きな要因の一つだ。

 

新曲「東京アンダーグラウンド」もサビこそキャッチ―でポップで、その他は演奏陣はバリバリのロックだがやはりボーカルはマシンガンのようにリリックをラップ調でぶちまけている。この融合の良さが、じわじわと伝わり始めると私は考える。

 

 

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そして彼らの持ち味である、オシャレなメロディも忘れてはいけない。個人的にはこういったメロディのほうがボーカル森のラップも光ると思う。加えて、やはりこのAlaska Jamではギターが気持ちいいくらいに弾き倒しているのが魅力だ。基本的なオシャレであったりロックンロールなビートの中に突然個性全開のギターリフが入ってくるところがまた心地いいのである。

 

新譜『BE YOUNG! BE HAPPY!』は全国で好評発売中である。ぜひ多くの方に聴いてもらいたい1枚になっているに違いない。あと、この前の記事でも言ったが、彼らのライブパフォーマンスは多方面からも大絶賛の嵐なので新曲もライブで見てみたいものである。それでは、このへんで。