新・おんがくの時間

様々なジャンルの音楽にあーだこーだ言うブログ。

就活なんてクソくらえ!!お祈りメールが来た時に聴きたい曲

時は平成。この元号もあと少しで変わってしまう。 今日もこの国ではいろんなニュースが飛び交い、いろんな事件が起きている。やれ北朝鮮、やれバイアグラ100ml男、やれ藤井四段… そして季節は夏。皆さんもエアコンを稼働させ始めたんじゃないでしょうか。連…

お久しぶりです。

お前なんて忘れたわボケ!!!!!! という方々へ、本当すみません。3か月ほど全く記事を書いておりません。 私がなぜ記事を書いていないのか、理由は簡単です。俗にいう就活というやつに苦しめられています。お祈りメールはもういらねえ。 実際このブログ…

何故清水富美加はベッキーに、KANA-BOONめしだはゲス川谷にならなかったのか

ロックンロールにはセックスとドラッグがつきものだ、という固定概念がなんとなく私の中にはある。それこそ私が高校時代に良く聴いたセックス・ピストルズのシドであったり、ロックスターは往々にしてそういったアブナイ魅力を持っているものだ。 ただ、それ…

青春をありがとう、B-DASH

www.youtube.com 僕ら20代前半には少し馴染みが薄いかもしれないが、おそらく一世代上の男性なら大体知ってるこのバンド、B-DASH。1997年に結成され、メロコアブームをけん引した3人組が、20年間の活動に終止符を打った。 ~B-DASHより、皆様に大切なお知ら…

愛という憎悪…太宰治著「駈込み訴え」、読了して。

音楽、映画、お笑いに引き続き新たな分野の記事でございます。段々ネタが尽きてきたからって多方面に手を出してもいいことないぞ!なんて言わずに、良ければ聞いてやってください。まあ、「カルチャー」という都合のいい大きい受け皿があるもんですから、そ…

2017年 月間MVP発表! ~1月編~

たびたび野球を引き合いに出すブログで申し訳ありません。プロ野球の世界にはシーズン中に1か月間の成績をもとにその月のMVPを決める「月間MVP賞」というものがあります。シーズンを通して活躍できなかったとしても、短期間の活躍が表彰されるという賞なので…

DIALUCKにひと聴き惚れした

ガールズバンドはそれぞれの時代において、一つのシーンを作り出す力を持っている。「ロック」といえば男臭いイメージがあるなかで、それをあえて女子がフロントで演奏するという奇抜さ、そして度胸。今でこそ数えきれないほどのガールズバンドがあるが、こ…

何故、山田亮一は人情を唄うのか——?音楽の未来への賞賛と反抗

2月4日、渋谷O-Crestにてフィッシュライフ自主企画の「太平洋大作戦4」が開催された。対バンには、解散を既に発表しておりこのライブを含めて残り三本で活動を終了する或る感覚、そして毎度おなじみ私の大好きなバズマザーズが名を連ねた。フィッシュライフ…

第一回 We are the worldで学ぶ、世界的ミュージシャンたち

プロ野球では、年に一回「オールスターゲーム」と呼ばれるお祭りが行われる。各リーグを代表する選手が、チームの枠を超え集まるという言わば夢の競演なのだ。少し前だが、鳥谷坂本の二遊間コンビは見ていてとてもワクワクした覚えがある。野球ファンじゃな…

「今夜はブギーバック」に乗せて…蘇るTOKYOのカルチャー

www.youtube.com 今の世代で「渋谷系」の元祖・小沢健二(以下オザケン)を知らない人は多いのかもしれない。1990年代に一世を風靡したフリッパーズ・ギターやオリジナル・ラブ、ピチカート・ファイブのようなバンドを総称したのが「渋谷系」バンドであるが…

"平成の阿久悠”が贈る、「傑作のジョーク」

大袈裟な話だが、私という人間を語る際に欠かせないバンドがいくつかある。その中でも重要な位置を占めている、バズマザーズというバンドを皆さんご存知だろうか?一般的な知名度はそこまで高くないと思うので、後ほど簡単な説明を入れさせていただくが、今…

ワンオク・takaインスタ騒動から考える、バンドにおけるファンの在り方

今、音楽業界というかバンド業界がざわついている。きっかけは先日、人気ロックバンドのONE OK ROCKのフロントマンであるtakaがInstagramに投稿した文の内容である。この記事を書いている1月26日現在もまだ投稿は残っているので、ネットで検索すれば見ること…

レキシが好きなら、SUPER BUTTER DOGも聴いてくれ

「縄文土器、弥生土器、どっちが好き?どっちも土器」 この鮮烈なフレーズを皮切りに、日本の音楽界に殴りこんできたレキシ(池田貴史)という人物の人気は、もうすでに全国区となっているのではないか。彼の楽曲は主にファンクをベースに作られているが、あ…

2016年の名盤、宇多田ヒカルの「Fantôme」について

宇多田ヒカル。海外からの人気もすこぶる高い、日本を代表するシンガーソングライターである。発売したアルバムすべてがオリコンデイリーチャートで初登場1位を記録した所謂ミュージックモンスター。また、国内の歴代アルバムセールスの1位を以依然守ってい…

「うたばん」という音楽番組が無くなって早7年

歌番組と言われて思い浮かぶ番組はいったい何だろうか。多くの人は「ミュージックステーション」と答えるのかもしれない。確かにMステは日本を象徴する音楽番組であり、国内外の様々な著名アーティストが出演した人気番組である。他にも、MUSIC FAIRだとか少…

俳優・高橋一生とミュージシャン・安部勇磨(never young beach)という兄弟について

私には年の離れた姉がいる。昔から言われるのだが、私と姉はあまり似ていない。顔はともかく性格も全然違うし、年が離れているせいか話もかみ合わない(仲はとてもいい)。実際知り合いからは「ホントに姉弟?」と言われることもしばしば。 たとえ血が繋がっ…

劇中歌だけで全部かっさらった映画「ファイティング・テンプテーションズ」、知ってる?

どうも、お久しぶりです。ここのところ毎日更新してやろうと意気込んでたのですが、忙しさが祟ったのか体調を崩してしまいました。やっとこさ回復しつつあります。ということで、数日ぶりの更新なわけですが、今回はこれまた久々の映画にスポットライトを当…

きのこ帝国に出逢えた、この街の名は「東京」

「東京」という曲を思い浮かべてください。そう言われたらあなたは、どのアーティストの「東京」を思い浮かべますか?これはあくまで予想ですが、大方は二つに分かれると思うんです。ひとつは、くるりの「東京」。これはこれであまりにも有名ですね、よく地…

わかったよ、Suchmos聴いてなかった俺が悪かったよ

2016年にアンダーグラウンドから一気にのし上がってきた代表格と言えば、やはりSuchmosだろう。彼らは若者に限らず、30代や40代、もはやそれ以上の世代すらも虜にしたバンドである。昨年の暮れにカウントダウンジャパンに足を運んだ際、私も一度は彼らのライ…

邦ロック好きが取っつきやすそうな洋楽を考える

日々邦ロックを聴いて盛り上がっている皆さん、あなた方は新たな刺激を求めてはいませんか?決して変な意味で言ってるわけではないです、深読みしないでください。要するに、新しい音楽をもっともっと知りたくないですか?という意味です。最初からそう言え…

「おんがくよ、人を生かせ」 リーガルリリーは何を歌うのか

去年からずっと気になっているバンドがあった。そのバンドは、私が大好きなバンドのライブを新宿に見に行ったとき、オープニングアクトで登場した時に初めてその名を知った。ステージに出てきたのは、自分よりおそらく歳の低い女の子3人。見た目からしてもま…

ようやく時代がAlaska Jamに追いつきそう

ブログを始めたての頃に、Alaska Jamについての記事は一度書いている。 hyena-ongaku.hatenablog.com その頃から「そろそろ売れないかなー」とか「もっと有名になってもいいのになー」と思い続けていたわけだが、12月7日にリリースされた3rd mini album『BE …

バンド自体は好きだけど、ファンの所為で好きになれないバンドがある

私はこのブログに初めて投稿した記事で、最近のライブハウスにいる客の一部のマナー・モラルが欠如していることについて少し話した覚えがある。それについての延長線上の話だと思っていただければ飲み込みやすいと思う。 聴いた話・見た話 私の友人が、某バ…

下手なEDMよりPentatonixの方がアガる説

皆さんはアカペラ(正確にはア・カッペラらしい)をご存じだろうか。少し前に流行った、お笑い芸人ネプチューンがMCを務めたアカペラ日本一を決めるテレビ番組「ハモネプ」を覚えている方が多いだろうから恐らく説明は不要だと思うが、簡単に説明すると 楽器…

今度はいきものがかりが活動休…え?放牧?なんのこっちゃ?

去年の年末にWHITE ASHの解散の記事を書いたばっかりなのですが、またまた悲しい話題です。しかも、今回は音楽好きでなくてもグループ名は誰しも知っているような人気者たちが、活動を休止することを宣言しました。 1月5日の朝、寝ぼけ眼でテレビを見ている…

新宿&下北沢から将来出て来るニューカマーバンドを調査した件

新宿。そこはもはや迷路である。まず新宿駅に着いてみれば、出口がアホみたいにある上に、とりあえず地上に出てみれば客引きのオンパレードである。禁止されてるんだろ?どっか行ってくれよ…。ちなみに、友達から聞いたんですけど新宿の街って深夜に水撒いて…

最初に見るならこれだ!私的ラーメンズのおすすめコント5選

2017年1月1日、ラーメンズという私が愛してやまないお笑いコンビから突然お年玉が届いた。様々なwebメディアでも取り上げられたが、ラーメンズの小林賢太郎が自身の公式サイトを元旦に更新したのだ。その内容は… さてさて、ラーメンズ全17公演のうち、10…

日本の音楽は”殺された”のではなく、”占領された”のかもしれない

最近の音楽番組で、今までライブハウス中心に活動してきたバンドなんかが出演し始めるという新たな動きが出てきているのは事実だが、やっぱり日本の音楽チャートのトップにいるのはAKBグループであり、ジャニーズである。 このブログを見てくれている人みた…

2016年にこの世を去った、偉大なミュージシャンたちを知ってほしい

もう昨年になってしまいましたが、2016年は激動の年でした。それは、音楽業界にも言えることです。日本では宇多田ヒカルさんの復活アルバムのリリースやASKAさんの薬物報道など、良いニュースも悪いニュースも多く報じられました。 では、海の向こう、世界で…

新年早々、世間を賑わせたのは…またもや野田洋次郎

新年あけましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願いいたします。 さて、挨拶はほどほどにしておいて、皆さん良い年越しを過ごせたでしょうか?様々な形で新年を迎えたとは思いますが、くれぐれも二日酔いなんかにはご注意を。昼からお酒…