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新・おんがくの時間

様々なジャンルの音楽にあーだこーだ言うブログ。

第一回 We are the worldで学ぶ、世界的ミュージシャンたち

洋楽全般

 

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プロ野球では、年に一回オールスターゲームと呼ばれるお祭りが行われる。各リーグを代表する選手が、チームの枠を超え集まるという言わば夢の競演なのだ。少し前だが、鳥谷坂本の二遊間コンビは見ていてとてもワクワクした覚えがある。野球ファンじゃない人には何が何だかわからないだろうが、そこはご了承いただきたい。

 

さて、そんな夢の競演は音楽界でも行われていたのを、皆さんは知っているはずだ。そう、1985年にアメリカで発売されたWe are the worldという楽曲だ。当時の世界のポップスを代表するようなアーティストばかりを集め、アフリカの危機的な飢饉への救済としてチャリティー活動として動き出したのが、この企画である。

 

 

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最終的に6300万ドルというとんでもない売り上げを記録したこの曲だが、それに見合うレベルの豪華な顔ぶれが揃っている。ラスボスラッシュとはこのことを言う。中心人物であり、作詞作曲を担当したマイケル・ジャクソンライオネル・リッチーを含む総勢45人の著名ミュージシャンが一堂に会する機会などこの先もあるかわからない。要するに、フリーザとセルとブウが一度に…いや、あんまいい例が思いつかないのでここカットで。

 

 

 

 

皆有名!とはいえ…

 

ここまで言っておいてなんだが、正直45人全員知ってる人はそうそういない気がする。確かに、著名なアーティストが集まっているのは確かだが、それは1985年現在でのこと。今から30年以上も前のこととなると、流石に今もなお活躍し続けているミュージシャンはそこまで多くない。そうなると、若者の私たちは知り得ないようなミュージシャンがいるわけだ。「これ誰だ?」ってね。

 

 

というわけで、今回は45人全員とはいかないがソロ・パートを任されている約20名を簡単に説明していこうと思う。読んでいるあなたたちには、1985年の世界へタイムスリップしていただく。当時の音楽業界を席巻していたアーティストをおさらいして、改めて「We are the world」を聴くというのが今回の趣旨である。誰だ、めんどくさいって言ったの。構わず始めますよ!!

 

 

 

ライオネル・リッチー

 

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ひげダンスを踊りだしそうなこのおじさんこそ、全世界アルバムセールスの合計が1億枚を超えるポップスター、ライオネル・リッチーである。「We are the world」では歌い出しの1番手を務める。力がこもっているパワフルさがあるのに、どこかリラックスできるような魅力も含む、他には真似できない歌唱力、そしてインパクト溢れる顔。突然闇夜からこの人の顔が出てきたら失神する自信ある。

 

シンガーソングライターであり、なおかつ作詞作曲や編曲もこなすマルチ音楽プロデューサーである。R&Bといえばライオネル・リッチーともいえる、黒人音楽を広く世に広めた功労者でもある。娘は女優のニコール・リッチー(養子)。どうでもいいが、彼の人気は今アラブで爆発しているらしい。確かにアラブにいそうだけど…

 

 

 

ポール・サイモン

 

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髪もじゃの方じゃなくて、市役所にいそうなおじさんの方がポール・サイモンである。ユダヤ系アメリカ人で、ポピュラー音楽デュオのサイモン&ガーファンクルで一躍有名になった。この二人は1970年に発売した『明日に架ける橋 (Bridge Over Troubled Water)』が全世界で1000万枚を売り上げており、ロックの殿堂入りも果たしているスーパーデュオなのだ。その後ソロ活動も意欲的に行っており、クラシックからボサノヴァまで様々なジャンルに挑戦することをやめない音楽人である。なんと、ソロでもロックの殿堂入りを果たしているというんだから、凄まじい。

 

個人的には、サイモン&ガーファンクルは『明日に架ける橋 (Bridge Over Troubled Water)』のイメージが強すぎて、しかも表題曲が大好きだからガーファンクルのイメージがどうしても強い。なので、ポール・サイモンのソロ名義の印象が強いのだ。2016年にも新アルバムを出している彼だが、70歳を過ぎてもなお実験的な音楽を積極的に作り続ける姿はミュージシャンの鏡ともいえる。それでいて、「In A Parade」のような若々しさを保ち続けているのは、化け物としか言いようがない。

 

 

ケニー・ロジャース

 

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伝統的な音楽の集合体ともいえるジャンル、カントリーミュージックを代表する歌手がこのケニー・ロジャース。白いひげが特徴的なダンディなおじいちゃんである。カントリーと聞くと、牧場でアコギ片手に軽快に歌っているのが思い浮かぶが、彼の楽曲はどちらかというと愛を歌った叙情的なものが多い。少しハスキーな声だが、メロディと演奏が相まって、深い温かみを感じるような印象を与える。

 

上記の楽曲は、先ほど紹介したライオネル・リッチーが提供したもので、ポップチャートで全米1位を獲得している。あのおっさんマジで凄いな。もちろん、これ以外の楽曲もぜひ聴いていただきたい。個人的オススメは 「Through The Years」ですね。しっとりとしたロジャースおじいちゃんの歌声に、酔いしれよう。

 

 

 

ティナ・ターナー

 

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サムネだけでわかる。この人にケンカを売ったら間違いなくボコボコにされる(失礼)。ちなみに、正真正銘、女性である。「ロックンロールの女王」の呼び名を持つアメリカが誇る偉大なシンガー、ティナ・ターナーは時代を超えて愛される存在だ。女性とは思えないハスキーで力強い歌声、歌い方に表れている心地よいリズムの取り方は、聴いていて癖になる。まるで魂の叫びのような、生き様を現したようなその歌声で、彼女は8度ものグラミー賞受賞を果たしている。まさに「生ける伝説」の名を持つにふさわしいだろう。

 

彼女は10代の頃にデビューをしているが、本格的な成功を遂げているのは40代の頃。夫のアイクにDVを受けていたことから自殺未遂にまで至ったという彼女の半生は自伝映画として残されているので、興味がある方はそちらもぜひ。そんなどん底からカムバックできたのは、”あの”学会のおかげだというが…アメリカにまで手が及んでいるとは笑。

 

 

 

ビリー・ジョエル

 

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天才的なメロディメーカーであり、ピアニストでもあるのが日本でも人気の高いビリー・ジョエル。「ピアノマン」や上記の「オネスティ」なんかは一度は耳にしたことがあるのではないか。日本ではコマーシャルに楽曲が起用されることも少なくなかったためか、今のアラフォー世代は「オネスティ」を聴けば大多数が懐かしがること必至だろう。

 

彼の魅力は何といっても変幻自在の歌声。強さ、艶やかさ、瑞々しさ、様々な側面を持っている上に、どれもが魅力的というシンガーオブシンガーであることは間違いない。「ストレンジャー」のような危うい雰囲気を漂わせるクールな曲や、「アップタウンガール」のように軽快で楽しい曲など、ビリーの声が映える楽曲が数えきれないほどある上に、所々に他ジャンルの音楽への造詣も忘れない。これでは、いつまで経っても飽きないわけである。現代にも根強く残る彼の音楽は、今後も色褪せることなく聴き継がれていくに違いない。個人的には是非「ストレンジャー」も聴いていただきたい。あれを初めて聴いた時の衝撃は10年経った今でも忘れられない。あの歌い方をめちゃくちゃ真似していた高2の冬…。

 

 

 

今回はここまで

 

5人しか紹介していないのにえらく長くなってしまったが、またあまり期間を開けずに紹介していくつもりである。ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思う。まだまだいる天才たちを乞うご期待。